「自分は通用するのか」
——積み上げた3年間が、4社内定の武器になった
IT超上流プロジェクトの経験を3年間積んだ20代コンサルタント。信頼を築き上げた現場での業務が一区切りを迎え、家族の事情も重なる中で——「自分の専門性は、別の場所でも通用するのか」。その思いを抱えて踏み出した転職活動の記録です。
| お名前 | S.S 様(20代後半・男性) |
|---|---|
| ご経歴 | 有名私立大学卒 |
| 前職 | 日系ファーム |
| 転職先 | 日系大手ファーム |
| 年収 | 前職 700万円 → 転職後 950万円(+250万円 UP) |
| 担当 | 田代 将登 |
転職を考えるまで
これまでのご経歴を教えてください。
キャリアのスタートは、関西の専門商社でした。バックオフィス業務をすべて担う総務部で、最初はルーティンワークが中心でした。ただ、その中で一部、業務改善に携わる機会がありました。
その後、「もう少し仕事の幅を広げたい」という気持ちが芽生え、2社目の東京のコンサルティングファームに移りました。そこでは約3年間、ほぼ一貫して電力会社のIT戦略部門の方々を相手に、IT超上流の領域を支援してきました。企画業務、企業変革、ITコスト削減戦略の策定といったテーマに取り組んできました。
転職を考えはじめたきっかけは何でしたか?
大前提として、コンサルという仕事が純粋に面白くて、「次もコンサルとしてキャリアを続けたい」という思いがずっとありました。そこにタイミングが重なったんです。3年間ずっと支援してきたお客様——とても信頼してくださり、公私ともに仲良くさせていただいた方が、役職定年で会社を離れられることになりました。
「自分にとっても、ひとつの区切りかな」と考える契機になり、ちょうど環境を変えてみてもいい頃かもしれない、と思い始めていました。加えて、家族の都合で東京から大阪へ戻る必要も出てきました。この二つが重なったことで、本格的に動き出した、という流れです。
そのとき、どんな不安がありましたか?
一番は「専門性」への不安でした。自分がやってきたのは超上流の、抽象度が高い領域でした。ITを支援してはいるものの、ITの専門スキルをガッツリ使う仕事ではありませんでした。環境を変えて別の現場に立ったときにこの経験が本当に生きるのか、どう評価されるのか。「自分は通用するのか」というところが、正直、見えていませんでした。
Cocoinkとの転職活動
複数のエージェントと会った中で、Cocoink田代を選んだ決め手は?
エージェントを選ぶ基準はシンプルで、「コンサル領域に特化しているか、コンサル経験者か」を重視していました。
それで絞っても、トータルで15社くらいと話しました。その中で田代さんに決めたのは、最初の面談からアドバイスが的確だったことでした。そして面談以外でも、とにかくレスポンスが早く、連絡の一つひとつが丁寧でした。正直、この「速さ」と「丁寧さ」は他社さんより群を抜いていました。スピード感を持って転職活動を進めたい自分にとって、田代さんがフィットしていました。
選考対策やサポートで印象に残っていることは?
面接を受ける会社の情報だけでなく、「当日出てくる面接官がどんな人で、どんな質問をしてくるか」まで具体的に教えてもらえたことです。ここまで踏み込んだ情報は他社にはなくて、びっくりしました。
また、活動の初期に「転職活動の全体像」をまとめたエクセルシートをいただけたのも大きかったです。どんな質問が来るか、Webテストやケース面接はどのように対策するか、などの情報が詰まっていて、全体観が一気につかめました。個別の対策も、納得いくまで何度も壁打ちしてもらえて、「正解のイメージ」を持った状態で本番に臨めました。
活動中に苦労したこと、それをどう乗り越えましたか?
結果的にはスムーズでしたが、唯一苦戦したのが、自分のコンサルタントとしての業務内容をいかに端的にわかりやすく伝えるか、でした。
転職活動の序盤では、面接で話しても面接官側でイメージが湧かず、「で、結局この人は何をやってたんだろう?」という空気で終わることがありました。IT領域のどのあたりの話なのか、その企画業務がどれだけ大変だったのか、なかなか伝わらず、ChatGPTとも対話を重ね、回答ひとつを磨くのに8時間かけたこともあります。
おかげで転職活動の後半に差し掛かる頃には、面接の準備がほぼ要らないレベルまで仕上がっていました。
転職を終えて、そしてこれから
最終的にその企業を選んだ決め手は?
最終的に4社から内定をいただいて、決め手は2つでした。
1つはオファー年収の高さです。「850万円もらえれば御の字」と思っていたところ、そこから100万円も上の金額が出てきて、本当にびっくりしました。もう1つは、上司になる方の人柄です。コンサル業界がとても長い方なのに、とても柔らかい雰囲気で、いい意味で「コンサルらしくない」方でした。これからは定型的なコンサルサービスを提供するだけでは生き残れないと感じていた自分にとって、それを誰よりも分かっていらっしゃる方だと思え、「自分が成長したい方向に伸びていける」と確信できました。
入社後、どんな業務に取り組まれていますか?
入社2か月目ですが、今は提案活動と社内活動(人材育成やAIサービス推進)を任せてもらっています。業務の難易度から苦労する部分もありますが、提案も「取れたら自分がそのまま入る」前提なので、最初から大きなチャレンジをさせてもらっている感覚です。戦力としていろいろな場面で頼ってもらえている、ありがたい環境だなと思っています。
これから同じように悩む方へ、メッセージを。
もし長期的にコンサルとしてキャリアを歩むなら、壁にぶつかる場面は必ずあります。どうにもならない壁にぶつかったときは、潔く環境を変えてみることをおすすめしたいです。
コンサル業界では、取り組む仕事そのものはどこに行ってもそれほど変わりません。だとすれば、昇進を後押しする文化があるか、プロモーションしやすいか、人間関係はどうか、などの所属する「環境」が大きいと思います。環境さえ変えれば、仕事内容は変えずに、もっと気持ちよく働ける場所に出会える可能性があります。その「思い切りの良さ」を持つことが、自分が一番伝えたいポイントです。
担当エージェントへの本音トーク
よかった点だけでなく、要望や厳しめのご意見も率直にお願いします。
正直、ネガティブな点が見つからないんです(笑)。レスポンスが早く、業界を熟知していて、コネクションも深いところまで持たれている。「速さ」も「クオリティ」も、エージェントの中で間違いなくトップクラスの方だと思います。
しかも、それが機能的な部分だけでなく、一緒に面談していて純粋に楽しいし、「また気楽にお願いしたい」と思わせてくれるフランクなお人柄でした。おかげで、転職活動そのものが楽しく、やりやすくなりました。
あえて挙げるなら、田代さんは経歴などから最初に話すまでは少し身構えてしまう人がいるかもしれない、というくらいですね。
担当コンサルタントより
田代 将登
株式会社Cocoink 代表取締役
私から見たS.Sさんの強みは、お客様への徹底した貢献姿勢と、配慮の行き届いたコミュニケーションです。それでいて、ご自身には誰よりも厳しく、真摯に向き合われる方です。「自責で考える」「お客様以上にお客様の事業を深く考える」——コンサルファームでよく語られる言葉を、見たことのない水準で体現されている方だと感じていました。また、超上流テーマに対応する思考力と、それを現場に落として変革を促す伴走力の両方を備えた、キャリアの幅が非常に広い方です。
転職のサポートで意識したのは、選択肢が広い方だからこそ「何を叶えたいのか」という軸をぶらさないことでした。各ファームから続々と好条件でのオファーが届く中でも、もとの軸に立ち返りながら伴走しました。
これからファームで昇進されるのか、別の分野に入っていかれるのか、独立されるのか——どの道を選ばれても、10年先まで隣で支えられるよう、私たちCocoinkもサポートの幅を広げ続けたいと思います。